こんにちは、モラハラ関連の記事を書くと、胸がざわつきます。
まだまだ修行不足だなと思う今日この頃です。
さて、先日、自分の夫がモラハラだと気づいた時のことを、こちらの記事を書きました。
そこでこちらの本を紹介したのですが、私がこの本を参考に、実際に取った対策と結果について、この記事で書きます。
私の気持ちがだいぶん楽になり、ストレスも軽くなったのでお勧めです。
幻想を捨てる
私はずっと幸せな家庭を築きたいと思っていました。
特に、「子供を幸せな家庭で育ててあげたい」という思いが強かったです。
夫婦仲が悪いところは、絶対に子供に見せたくなかった。
でもこれ、当然1人では無理なんです、相手が全くその気がなければ。
ですので、まずは自分の理想像や思い込みを外す必要がありました。
どうせ叶わないんだから。話して通じる相手じゃないのは痛いほど経験しました。
「諦める」とも言うかもしれません。
相手は変わりません、自分が変わるしかありません。
著者のJoeさんの視点は、私にとっては新鮮でとても面白く、私の価値観が変わりました。
理想の家族は捨てました。子どもと私が幸せになることを目的にしました。
オットの言動に、いちいち一喜一憂するのをやめました。
オットに無関心になることにしました。
距離をおく
さあ、オットには無関心になったとはいえ、正直、一緒にいれば、少なからず不快な思いはします。
なので、出来るだけ距離を置くようにしました。
朝オットは早く家をでるので、できるだけその後に寝室からでます。
(もちろんオットと私は寝室は別ですよ)
夜も子どもと一緒に早めに寝室に入って、それからは出てきません。
それまでは食事、風呂、子どもの世話で、夫婦の会話もほとんどありません。
少なくとも、自分からは話しかけることはありません。
反応を減らす
さてさて、めでたくオットと距離もおくようになったので、たいぶん接する機会が減りました。
それでも、同じ屋根の下で暮らしている以上は、接する機会を無くすことはできません。
まず、こちらから話しかけることはめったにないのですが、どうしても用事がある時は、LINEで事務連絡をします。
奴はめんどくさい役所関係とか、事務手続きの話が大嫌いなので、その話題になると機嫌がわるくなります。
なので、LINEはとてもいい手段です。
そのほうが、証拠も残るし、こちらとしては都合いいです。
問題は、オット側から話しかけてくる時ですね。
この時に、出来るだけ反応を減らし、喜怒哀楽も見せず、冷静に淡々と、必要最低限の返事のみするようにしました。
こちらから敵意を見せたりすることもありません。余計めんどくさいことになるから。
一切の感情をなくすつもりで、不気味な人間になりきります。
ここまでくれば、私としては大成功です。
オットとの接点が減り、感情的にも楽になりました。
失敗しても次にいかす
もちろん、私も時には失敗しました。
例えば、理不尽なオットの決めつけにより、私がまた悪者扱いされた時、うっかり感情的に答えてしまって、さらに状況が悪化してしまったり。
あるいは、しばらく距離をおいて、平和に楽しく暮らしている時に、オットに話かけられ、うっかり楽しく笑顔で接してしまったり。
でも、そういう時は気を取り直して、あー、ここが失敗だったなと反省して、次からは同じ間違いはしないようにします。
まとめ
上記で紹介したシンプルな方法で、私のストレスは激減しました。
私も「幸せな家庭を築かないといけない」とか「オットに変わってほしい」と無意識に相手に求めていたんですね。。。。
モラハラ夫を責める以前に、自分も幻想を押し付けようとしていたのが間違いでした。
それに気づけたのが、一番の学びでした。
具体的な方法、テクニック、事例、注意点等については、こちらの本に書いてありますので、とても参考になります。