ミラです。
新生児期には寝不足に悩まされました。
終わりのない「寝不足」は想像していたよりも
深刻でした。
そして、もう1つ私にとっての悩みは、
娘の体重がなかなか増えないことでした。
私が出産した産院は、母乳育児のスパルタ教育
(少なくとも当時の私はそう感じた)で、
母乳での育児を推奨していました。
もちろん、いろんな事情がある母子がいるので、
事情がある人は、ミルクをあげていました。
私は経膣分娩で特に事情がなかったので、
「がんばっておっぱいをあげましょう」
「3時間に1回は授乳しましょう」
と産院の助産師さんに教えられ、せっせとおっぱいをあげていました。
ところが、出産後、退院する時にも
赤ちゃんのあまり体重が増えておらず、産んだ時よりも
少ない体重で退院しました。
退院後も母乳外来に通い、
赤ちゃんの体重を測ったり、
おっぱいのあげかたを習い続けました。
なかなか育児本通りに体重が増えないことに
私は焦っていました。
四六時中おっぱいをたくさん出す方法、
赤ちゃんの体重を増やす方法について
頭がいっぱいでした。
いよいよ1か月検診を迎え、これで問題なければ
大阪に帰るはずでした。
出産時が2800gだった娘の体重は、
1か月後3100gになっていました。
わずか、300gしか増えていませんでした。
医師の診断で、ちょっとまだ体重が少ないので、
大阪に帰らず、もう少し様子を見ましょうということになりました。
他の赤ちゃんはすくすく育って、大きくなっているのに、
どうして私の赤ちゃんは小さいんだろう、、、、
あんなにせっせとおっぱいをあげたのに。。。
他にも小さい赤ちゃんがいるはず、、、と
周りの赤ちゃんを見渡しましたが、
当時の私にはみんな大きく見えました。
その後、助産師さんとの面談があり、
とうとうその時に、私は泣き崩れました。
寝不足なこと、娘の体重がなかなか増えないこと、
その2つが当時の私にとっては深刻な悩みで、
少し産後うつっぽくなっていました。
その日は1日中泣いて過ごしました。
頑張っても頑張ってもなかなか体重が増えない
ことに途方にくれました。
私のおっぱいが悪いのか、
娘に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その後、産院でミルクを足しましょうということになり、
一気に気持ちが軽くなりました。
こんなに悩むなら、最初からミルクをあげておけばよかったと
思ったりもしましたが、とにかく救われたという気持ちでいっぱいでした。
しかし、喜んだのもつかの間で、
娘はそんなにたくさんミルクを飲みませんでした。
なんとか母乳とミルクの混合でがんばりましたが、
劇的に体重が増えることはありませんでした。
いつも成長曲線の下のギリギリに入るくらいでした。
その後3か月検診など、いろんなところで体重が少ないことを指摘され、
その言葉に神経質になってしまっていましたが、
ある助産師さんが、
「これでいいのよ。確かに標準よりは少ないかもしれないけど、
成長曲線に沿って、大きくなっているし、この子のペースで
大きくなっているから、何も問題ないよ。」
と言ってくださって、私も次第に、その事実を受け入れられるようになってきました。
今となっては、本当に、「そういう子」だったんだと思います。
3歳でなってもまだ小さい方なんだと思いますが、
イヤイヤ期対応の方が大変で、全く気にならなくなりました。
成長曲線も見なくなりました。