子供が小学生になって、子供にお金のことってどうやって教えたらいいんだろう?って思った時、この本に出合いました。
10歳までに身につけたい子どもが一生困らないお金のルール一言でどんな本かというと
子供へのお金の教育について、お小遣い、商売、電子マネー、外国のお金等、幅広く簡単に説明されている本。子供にお金の教育を考えているが、どうすればわからない人向け。
著者のプロフィール
キッズ・マネー・スクール代表 三浦康司さん。名前の通り、子供向けのマネースクールを運営されています。ホームページにはお子さんたちとのイベントの様子の写真がたくさん載っていて楽しそうです。
概要
1章のおこずかいのあげかたについては、3つ案(定額タイプ、報酬タイプ、混合タイプ)があって、各家庭にあった方法がいいということです。
印象に残ったのは、おこづかいの値上げを要求された場合、「提案書」を書かせるというところ。大人になっても必要なスキルですね!
うちは、わりと我慢させることなくおもちゃ等買ってきたほうなので、お金には限りがあるということを、そろそろ教える時期になってきたかなと思います。
2章の商売のしくみについては、売れる店と売れない店のちがい、売れるためにはどうしたらいいかというワークもあります。正解はないのですが、商売について子供が普段意識していないことについて考えるいいきっかけになりました。
3章の電子マネーについては、子供にはまだ理解しにくいので、買い物など、子供と一緒にお金を使う時はやはり現金がよさそうですね。
4章の世界のお金について、広い視点で日本がわかるように、外貨にもふれさせるというもの。為替など、簡単に書いてありますが、ちょっとうちの家庭にはまだ現実味ないかな。機会があれば徐々に外貨にもふれさせたいです。
実践してみた感想
子供が最近お金というものがわかってきて、お金を要求するようになってきたので、報酬タイプを採用しました。
お手伝い事に小銭をあげていますが、少なくてがっかりされました。
あまり少ないとモチベーションが上がらないのか、あんまりお手伝いをしてくれません。難しい。
もう少し大きくなったら、混合タイプ(定額タイプ少な目+報酬タイプ)にしたいと思っています。
商売や電子マネーについては、日常会話ででてきたら、適当に流さず話すようにしています。特に私がいつもクレジットカードで払うのが不思議だったようです。